一番楽しみなのは「火星人と今日子と醤油」なのですが(せっかくだから有効活用・5)

まず最初に私信、というかお詫び(当ブログを見ていただいているとのことだったので)。
先日、久しぶりに後輩たちと会う機会があったのですが、その席で年甲斐もなくえらそーに説教をぶってしまいました(私は単にたまたま年嵩なだけで、無論彼らのほうが数段才能もあり、経験も積んでおるのです)。こういう舌先だけの人生を送っているため、ただでさえ宴席などでは場を混乱させてしまうというのに・・・もっと慎み深く生きねばなりません。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい(←繰り返される謝罪)。
これに懲りずに、またお付き合いください。いやほんとうに申し訳ない。
さて、イラストは『スーパーメイドちるみさん』から、鬼教官の鬼原ちまき先生を「モップで色々なポーズ」から。どんどんキャラが増えるので、このマンガどこに向かっているのかもはや良く判りません。なんだか微妙にセンスがヘンなので(ペットがタコだったりする)、ついつい買ってしまうのですが。
#そもそも主人公がナース好き、って(笑
##あ、黄金龍じゃないですよ(そんなマニアはイヤだ)。
深夜に、新房監督テイスト全開で暴走する『ひだまりスケッチ』を見ていると、「ドキドキビジュアル4コマ誌」という謳い文句の『まんがタイムきらら』のCMが入る。一時期雨後の筍のように発刊されていた、いわゆる「萌え4コマ」誌も、一通り淘汰されて落ち着いた感がある。今回のネタの『スーパーメイドちるみさん』は、同誌の創刊号からのラインナップだが、その第1巻(2003.5初版)の帯には「メイドまんがの金字塔!!」という自負の文句が踊っている(一緒に「壊して!?壊して!?壊しまくり!!!?」ともあるが・・・)。その一方で、最新刊の第6巻(2007.2初版)の帯には「メイド喫茶には絶対いないメイド」という惹句が用いられていることは、この4年で業界に生じた変化を反映しているようで興味深い。
『スーパーメイドちるみさん』の物語は「ちるみがメイドなのに物を壊す」という単純なギャップの存在により駆動することが多い(その意味では、極めて普通のギャグマンガだとも言える)。その後、トラップマニア(ちゆり)、子供(ちまき)、修理屋/子供好き(ちふゆ)、職人(ちおり)とどんどん増える「メイド」が、その特性を家事などの「メイドらしさ」に全く振り分けていない(さながらGARPSでキャラメイクしているかのようだ(笑))ところからしても、1巻の帯とは裏腹に、この作品は「メイドまんが」の正統な水脈に位置づけるにはいささか無理があるように思われる。
しかし、カリカチュアライズされた「メイド」のイメージを増幅させる「メイド喫茶」が出現して人口に膾炙することで、『スーパーメイドちるみさん』は、「メイド喫茶とは違う」という逆説的な形で、その作風を適切に表現する位置づけを獲得することになる。いささか皮肉なこの事態は、「メイド喫茶」が生み出した思わぬ副産物と言えようか。
#こういうポジショニングが無いと、付和雷堂さんのメイド漫画とかもなかったかもしれないし(笑



Recent Comments