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機動新学期ふらっとらいんX(ラノベ時空にひきずりこめ・3)

Flatline1
いい加減に、ネタだけでコミックスを買うのはやめたほうがよいのではないかと自分でも思うのですが、もともとがネタ人生なものでなかなか歯止めが利きません・・・とゆーわけで、ででん♪『ふらっとらいん♪』から、町田千春&御神楽夢姫。キャラ選択の動機が「前者のあだ名が『ちはちゃん』だったから」というのは秘密でもなんでもありません(笑
#セーラー服の上着にスパッツ、というとてつもないセンスに惹かれた、というのもありますが。
##しかしどうでも良いのですが、先般『さよなら絶望先生』を読んで、ガンダムXのレベルが「A.I.」より低いというのはいくらなんでも、と絶望した次第(「サイン」より高いのが救いかw)。

・・・続刊が出ることが前提だとなかなか話が進まない、というのも、ラノベの一つの特色なのではないかとも思うが(その分、人気が持続しないとすぐ打ち切られるようだが)、最近出た竹宮ゆゆこ『とらドラ3!』はまさしくその路線を地で行っているような作品であった。
#この論法で行くならば、『グイン・サーガ』は途中からラノベであったということになる(笑
しかし何より、『とらドラ3!』の何に感銘を受けたかと言うと、全体の話が「・・・おまえ、貧乳なのか・・・っ?」(97頁)という一言に集約されてしまう、というところである(しかしもうちょっと言い方はないのか、と思わないでもないw)。先に、スク水を着替えるのに一章割いているラノベ(と思われる)について言及したことがあったが、この巻はそれに匹敵するインパクトであった。もっとも、そんなこと言ったら、『ふらっとらいん♪』なんかそれ以外の要素がいっそすがすがしい程欠落しているのだが・・・「戦闘的なフェミニスト」の立場から書かれた『倒錯の偶像』において、ブラム・ダイクストラは、19世紀末の男性のエートスの一側面としての、「女の成熟した肉体が子供のような精神の受動的純潔を汚しているのだとすれば、女性のあらゆる肯定すべき特質、あらゆる受動的・迎合的特質を子供自体のうちに探したほうがよい」という把握が、ポール・シャバスの描く少女画に代表されるようなさまざまな含意を持つ図像を量産した、と指摘するが、ダイクストラが批判するこのエートスのありかたが100年経ってもあまり変わっていないということは、美水かがみ『らき☆すた』の中で、主人公の泉こなたによって述べられる「病まない病まない、需要はあるさ」という台詞に端的に表現されてしまっている。
#ちなみに、この『倒錯の偶像』を手にする人のうち、作者の意図をまっとうに引き受けている読者は果たしてどれくらいいるのだろうか。著者が自説を補強するために15年かけて蒐集した図像の数々に、読者は「思わず慄然と」しなければならない筈なのだが(笑

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 このブログはもともとメイド系同人サークルのおまけコンテンツとして作られたものですが、やっている内に鉄道の話だの歴史の話だの本や漫画だの、関係のない方向にいろいろと逸れていったのでした。なので読んでくださっている方の中には、あまりに支離滅裂の感を受けられた方もいるかと思います。まあ実際そうですが。  ですが、一応小生の内的には繋がっているところもあるのだ、というのが今日のお話です。鉄道とメイドも、そして多分、「オタク」や「非モテ」も。  前口上はひとまず措いて、まずは酒井さんのサイトの「メイ... [Read More]

Tracked on March 13, 2007 at 11:37 PM

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