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カバー裏を見ると確信犯っぽいのだが(黄色い楕円の謎・1)

saki
このブログ大石まさる分が多すぎる気がしないでもないですが(笑)、『流れ星はるか+』所収の「かたやき本舗」からヒロインのサキさん(短編なので苗字すらわかりません・・・当然カラーページも無いので、色指定も適当)。大石まさる名のコミックスじゃないけど、収録されてる短編の作品構造は『空からこぼれた物語』と基本的には同じだから(前後を切り飛ばして描きたいシーンだけ描く、というところが)、まあいいやね(ホントか?(笑))。こういう勢いのある、小動物的な娘さんは良いですね(ちなみに『男爵校長』ではドナさんがツボでした(笑))。
「私はポルノグラフィが大好きだ」と書いて様になるのは日本ではきっと澁澤龍彦くらいのもので(「植島啓司『分裂病者のダンスパーティー』序」(『都心ノ病院ニテ幻想ヲ見タルコト』所収))、やはりこれは、通例あまりおおっぴらに喧伝できる趣味ではないと言えよう。ちなみに私自身のポルノグラフについての関心は、もっぱらそれがマージナルな領域に存在することに依るように思う。「反復の文学」としてその「文学性」がまさに議論されるその形態に、あやかしやまじもののような妖しさがまとわりついている、ということもさることながら、マージナルであることの対蹠効果として、その社会や文化が擁護すべき価値を逆照射する効果があるところもまた、興味深いところである。
さて、私も一応こういうブログを作ってちまちまと更新してはいるが、描いているのはグラフィックイメージとしての「ネタ」のレベルでしかないので、残念ながら「描く楽しみ」について語る資格は持ち合わせていない。が、推論として述べるならば、「黄色い楕円」のついたコミックスの描き手には・・・その大半を占めるであろう商業目的のものを除くと・・・二つのベクトルが看取されるように思われる。その第一のパターンは、大石まさるもそうだと思うのだが、単純に「描くこと自体が楽しい」というタイプである。竹本泉がしばしば「水着は描いてて楽しいから」描く、といっているのも、究極的にはこのベクトルに沿った営為であろうし、やや飛躍するが、宗教画における「最後の審判」や、アングルなどが描く神話画などの何割かは、イコノロジー的な寓意の枠を超えて、おそらくこの「描くこと自体が楽しい」という動因によるものなのではないか、と邪推してみたくもなる・・・賛同してくれる人はきっと多いはずだ。
#私は身体のデッサンがなってないので苦手なんですけどね(泣)。


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