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これからはわんこちゃんとお呼びください

houko
※おことわり※
この記事には、西尾維新『ネコソギラジカル 上・中』のネタバレが多少含まれています(メインストーリーにはまったく関係ありませんが(笑))。未読の方は読んでからどうぞ。
いよいよ最終章に突入した<戯言シリーズ>、何が驚いたって、前作『ヒトクイマジカル』の段階で、次は確実に殺されるに違いないキャラ筆頭だった闇口崩子が生き残っているというこの事実(ちなみに、次点は看護婦のらぶみさんだったんだけど、このヒトは「登場人物紹介」にも上がってこないからそもそも数に入っていないのかも)。それでも、中巻であのヒトがあっさり殺されたのは多少驚きました・・・もう少し、なんというか、登場させたキャラクターを文字通り生かすやり方もあっただろうに、とは思うのだけど、姫ちゃん(紫木一姫)の殺され方の、いわば演出としての意味合いからすれば、その延長線上にある手法として止むを得ないのかなとも思います。
#しかし、生き残ったはいいけど、崩子ちゃんはどんどんヘンなキャラになってしまってますが(笑)。絶対狙ってやってるだけに、つい笑ってしまう自分がちと悔しい。
先日、実家に帰って床屋に行った際、待ち時間に地方紙をぱらぱら見ていたら、どういうわけか『ネコソギラジカル中 赤き制裁vs橙なる種』の書評が掲載されていた。基本的には「良く判らないけど売れているらしい」という紹介のスタンスで、「価値観が多様化した現在だからこそ、こういったとらえどころのない物語が支持されているのではないか」という、判ったような判らないような説明が付されていた。『ユリイカ』の特集ともなる位だから、ある程度その内容について語る前提が確立されているのだろう、と勝手に思っていた西尾維新の作品に、こういった素朴な突き放しのスタンスが示されていたことに、なんだか新鮮な驚きの念を抱いたのだが、これは、「都市」と「地方」の差異が、大正期以降のインフラの整備の進展にも関わらず、思ったほどは埋まっていない、ということの反映なのかもしれない。地方に転勤になった友人が、テレビ東京系列の番組が放映されない地域を「外国」と呼称することにも、それなりの理由はあるのだな、と妙に納得してしまったのである(笑)。
#ちなみに私の実家ではテレビ東京は映りません・・・ケーブルテレビを引いていたので私には関係ありませんでしたが(笑)。

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Comments

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