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May 2005

それなりにやわらかいです

miyu-mikoto
ちょっと時期が外れてしまいましたが、少し前に『舞-HIMEアニメブック 2学期』(←こういう小ネタがまた微妙に古めかしい感じ)を買ったのでその勢いで。本編中べつに何か絡みがあったわけではないのですが、上掲書の深優・グリーアの初期設定?画の中にこんなシーンがあったのです・・・この深優というキャラ実はアンドロイドなのですが、要は「それなりにやわらかい」ことを示すためだけにこのカットが描かれているのですな(笑)。こういうバカバカしさは大好きです。
#他にも「錆びるから水は苦手」とか「夏場は冷却能力が落ちるのでアイスが手放せない」とか、多分本編にはほとんど関係ない設定がこまこまとト書きで書かれてます(後者は、好きな食べ物がチョコミントアイス、という設定で本編に反映されてます・・・そんなシーンなかったけど(笑))。こういう設定作るの楽しそうで良いですね。
半年毎に改編される深夜アニメ枠の中から、いつも大体一つを選んで見通すことにしている、といったようなことを前にも書いたが、実際には、仕事の関係から不定期にやたら忙しい時期が入ってくるので、途中からは録画したものを溜め込んで、多少ヒマになったら日曜の午後とかにまとめて見ることになる(←なんという非生産的な休日の使い方か、と我ながら思う(笑))。でまあこの間の半期は『舞-HIME』だったのだが、まあこれが、OPのポップな感じと前半のおバカさんな感じと裏腹に、極めてダークでえげつない話であった。
多少ネタバレしても良いかと思うので設定を書いてしまうと、12人の「HIME」が異能力(「チャイルド」という名前だがまあスタンドみたいなもの)を使うことが出来る条件に「自分の大切なものを賭ける」という条件があって、具体的には自分の想い人の命が賭けられるのである・・・このあたり中途半端に学園ラブコメな感じに見えるが、実際に「HIME」たちが追い詰められて、お互いのチャイルドを殺しあう段になると、上記の設定を生かす?形で、主要キャラがざくざくと面白いように死んでいってしまうという壮絶なストーリー展開が楽しめることとなった。最後はちょっと綺麗にまとまりすぎた感があるが、こういうのはやっぱり深夜でないと出来ないだろうし、「当たり」だったかなあ、というのが総合的な評価である。
#ちなみにこの場合の「当たり」は、周辺で出される副次的な商品(サントラとかいろいろ)を見かけたらつい買ってしまう、というくらいのレベルを指します(笑)。
##今期は多分「エウレカセブン」が面白いんだろうけどチェックしなかったのだ(泣)。

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すくなくとも皇帝はいなかったと思う

chitose
またもや間が開いてしまいました。どうもなかなかペースがつかめません。描きたいネタはいろいろ蓄積されてきたので、少しづつ描いていきたいと思います。でまあまず「六番目の天使」烏丸ちとせ・・・ゲーム版(つーかアニメ版以外全部そうなんだろうけど)とアニメ版のギャップが恐ろしいコトになってますが、やはりエンジェル隊を相手に回すにはちと役不足かねえ。いきなり不治の病キャラになるとは思わなかったが(笑)。
仕事で日露戦争について解説する必要があったので、当時の国際環境をバックグラウンドとして知るために、19世紀末に世界各地でヨーロッパ列強が起こした戦争について概説を流し読みしていた。イタリアとエチオピアのアビシニア戦争、アメリカのフィリピン進出・・・細かいことはあまり知らなかったのでふむふむと読み進め、この時期最大級の戦争の一つであった、イギリスが南アフリカで起こしたボーア戦争の記述に行き当たった。ボーア人は南アフリカに移住したオランダ人を祖先とするので、これはアフリカにおいて白人同士が争う、という構造なのだが、そもそも戦争の発端となった金脈が発見されたボーア人国家はオレンジ共和国と「トランスヴァール共和国」なのである・・・これまで気付かなかったのか、自分が世界史を学んでいた頃にはまだGAが無かったのか、ともかくこれはちょっとツボであった(笑)。
#人種差別の問題、<帝国>の問題、いろいろ細かく考えながら読んでいたのですが、一瞬で吹き飛びましたよ・・・残ったのは、エンジェル隊がツルハシでロストテクノロジーを掘り出してるイメージ映像のみ(爆)。
しかし水野良、固有名詞考えるのがよほど苦手なのか・・・『ロードス島戦記』がコンプティークで連載されていた頃に塩野七生の『ロードス島攻防記』によって誘われた笑いと全く同じ構造の笑いを、10数年の時を越えて追体験出来るとは予想だにしていなかったところである。
#そういやミントのカチューシャ「心を伝えるもの」というもっともらしい名前があるのな。これも初耳(←ちょっと上手い?(爆))。

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四方を魔理沙の支援で囲む(光は東方より・7)

youmu-marisa
「庭師KING」の歌詞を諳んじる程度に平沢好きで、なおかつ「みょん」に反応できる程度に<東方>好き、という、果たしてベン図にしたらどれくらいの集合が残るのかかなり微妙なネタ振りですが・・・思いついたら「回れ世界タービン」ってことで(笑)。hirさまネタ提供感謝です。「SOLAR RAY」をリピートして聞きながら描いたのですが、この歌の中で<東方>ネタに出来るのここしか思いつきませんでした(しかし、作中この二人かなりズレた位相にいる気がしてしょうがない(笑))。
平沢進、というアーティストを知ったのはいつのことだったか、多分大学の学部時代にコアな先輩から薦められたのがきっかけだったように思う(その人は他にも、蟻プロジェクト(当時まだ漢字表記だった(笑))や黒百合姉妹やKARAKなんかを薦めてくれた人です(笑))。音楽というジャンルは特にそうだと思うのだが、自分の琴線に触れるものに行き当たるまでのハードルが高い創作物については、自分の趣味に合ったものを薦めてくれる知人に頼るのが、もっとも手っ取り早い新規開拓の方法であるように思う。
#そんなわけで、洋楽とかは全然未開拓なのですな。
というわけで、他者もそう思っているであろうことを勝手に前提として、私は自分が気に入ったものはとりあえず誰かに押し付けてみたくなってしまうという悪癖を抱えることになってしまったのだが(笑)、厄介なことにこの悪癖は、押し付けた結果色よい反応があると、押し付けた側にもなにやらレアな仲間を見つけたような奇妙な喜びが生まれるという、極めて性質の悪い悪循環の構造を持っている・・・というわけで私は今日も、手持ちの武器を抱えて荒野を流離っているのである(笑)。
#このあたり、図書館で借りた本が人格形成に大きな影響があった、という人とは少しスタンスが違うかもしれないですね。


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五月と六月限定キャラらしいが

peone
いやまあ、一応言いだしっぺとしては書き込んでおかないといかんかなと思って(笑)。「モンスターメーカーのザコ魔法使いキャラ風」のピオーネです。ホントは多分なんかの果物の名前なのだろうが、店員さんも知らなかったからなあ(笑)。
#さすがにバックグラウンドの説明をしないのもどうかと思うので一応。『月の宴』なる居酒屋で、月代わりのシャーベットがあったのだが、5~6月は「ピオーネ」なるものの氷菓になるとのこと。で、誰もその正体を知らなかったので、各自めいめいのイメージを提示してみる、という愚挙に出た次第。
GW(ガンダムウィングではありませぬ)の合間を縫って、火焔樹さまと鮫島さま、それに強引に動員してしてしまったhirさまと一緒に町田で軽く酒を飲みながら四方山話(としか言いようが無いな(笑))にひとしきり花を咲かせた。火焔樹さまと鮫島さまは<東方>の例大祭に赴いた後、蓬莱山を踏破して「月の宴」、と、『永夜抄』堪能コースということに相成ったとのこと(お疲れ様です)。
創作者に成りきれなかった(というか自分の才能に見切りをつけた)身としては、あらゆる事象に対して「評論」的なスタンスを取ることを信条にしているのだが、飲み屋で展開した、<東方>シリーズに見られる富野ガンダム、およびナムコの諸作品(とりわけ『ドルアーガの塔』)との類縁性、TYPE-MOONの諸作品とアルファシステムの「作者の死」に対するスタンスの違い、宮崎アニメの類型化(メッセージ性が前面に出た『ナウシカ』と『もののけ姫』、エンタメとしての完成度を追求した『ラピュタ』、趣味に走った『紅の豚』というカテゴリを一応提示してみた上で、『千と千尋の神隠し』はどうよ、という問題提起)とロマン主義の貫徹についての議論は、自分の中のマトリクスとしてはそれぞれが同一平面で矛盾なく検討されうるものとして把握されている・・・勿論、ナショナリズムに関する「言語論的展開」以降の歴史学のあり方についても同様である。
#だからこそ、「萌え」について語るのにバルトやコジェーヴを引証してくるのだが(笑)。
・・・しかし、自分の中で整合性が取れているとしても、有体に言って上記した話題はカズイステイッシュなものとしか言いようが無いな(笑)。反省してます。

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ラヴクラフトならネコを棲まわせるところか(光は東方より・6)

udonge
果たしてこういうカラーリングで本当に合っているのかかなり不安な、鈴仙・優曇華院・イナバ。どーいうネーミングやねん、ときっと誰もがツッコミを入れるところだと思うのだが如何(笑)。しかし私が描くと、フツーの女子高生がウサミミつけてるみたいだなあ。
『永夜抄』のイメージが竹取物語であるのはまあ良いとして、<姫>たる輝夜と永琳の関係が今ひとつわからないので、永琳を「師匠」と呼ぶウドンゲ(←呼び方これでいいのかなホントに)の位置づけはさらに良く判らない。そもそも、名前に「イナバ」と入っている以上は出雲系の神話に出自を持っているのだろうか(確か作中、霊夢に「皮を剥ぐ」と脅されていたような気もするし)。いずれにせよ、ウサギというシンボルに様々なイメージを豊饒にまとわせているあたり、さながら南方熊楠の『十二支考』のような心地よい連想の跳躍を感じさせる。
#民俗学者の書くものって大抵の場合出典が曖昧なので、「そういえば~君から聞いた話では」とかなんとか言いながらも出典を書いてくれる南方熊楠は良心的な方か。
しかしもう少し敷衍するならば、むしろそのイメージを介して記紀神話と説話文学を結び付けてしまう「月」のイメージの豊かさにこの際思いを馳せるべきであろうか・・・そして何より、月のイメージの多様性を介して、満月を見ると狂う、という俗説(<○><○>)が、アポロ計画(天呪「アポロ13」)と混在・併置されてしまう<東方>の奥深さこそが、フォロアーをひきつけて止まない所以であろう。。
#どうせならウルサールの猫や南夕子やサテライトシステムにも登場願いたいところだが(前者は橙とカブるな(笑))。
##しかし、幻想境は一応英語圏なんだね(笑)。

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