ヒゲよさらば(ネコミミルート続き)

大石まさる『泥棒猫』から婦人警官ケイト(作中トレカになってるって設定があったのでそれっぽく)。大石まさるも極めて良質な作家の一人である。個人的には『りんちゃんクッキーのひみつ』が好きかな。
さて、ネコミミといえば思い出されるのが、もう10年以上前に発売されたTRPGシステム『ファンタズムアドベンチャー』におけるフェルゼンティ論争である。『ファンタズムアドベンチャー』は、プレイヤーキャラクターとして異様なほど多くの種類の種族を選べるのがウリのシステムだったのだが、その中に「フェルゼンティ」という種族が登場していた。これは原作では、おそらくアヌビスと対応する種族で、直立歩行するネコ、といったものが当初のイメージだったようなのだが、日本版のルールブックではなぜかネコミミ少女のイラストが付されていた。そこで、果たしてフェルゼンティがどこまでネコに近い姿であるべきか、どこまでが毛皮なのか、ヒゲはあるのか、といったことがひとしきり『ゲームグラフィックス』誌上で議論されたのである。
その少し前、確か同じ『ゲームグラフィックス』だったと思うのだが、ハーピーが醜いモンスターかどうか、という問題が議論されたこともあったように覚えている。さすがにハーピーはどうかと思うのだが、女性の顔と上半身+鳥の翼と下半身、というのが想像力をかきたてたらしい。しかしより直截な要因としては、グラフィックイメージを主体的に利用しうる媒体として、TRPGのインパクトはかなり強かった、ということが言えるのではないだろうか。かくいう私もその一人なのだが、キャラクターシートの「キャラクターのイメージ」の欄を埋めるためにイラストを描き始めた、って人、結構多いのではないかと思うのである。
私自身はフェルゼンティをキャラクタに選んだことはないのだが、もし選んでいたら果たしてヒゲを描いていただろうか。10年以上前の自分に問うてみたいようにも思う・・・って、男性キャラにすればこんなことで悩まないのか(笑)。
#この項もう少し続きます・・・。
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Comments
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確か「休刊」扱いだったはずなんだけど・・・読者参加ゲームもいまや多様化しつつありますが(主にダメな方向に(笑))、システム的にはあまり変わっていないような気もしますね。
Posted by: 鏡塵 | November 09, 2004 12:12 AM
『ゲームグラフィックス』とは懐かしい。
「イングリッズレース」等の読者参加ゲーム含め、後世にいろいろ影響を与えた雑誌ですね。
Posted by: 藤田 | November 07, 2004 07:30 PM