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フーコーの眼鏡(あるいは逆光の勝利)

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いい加減眼鏡から離れるべきだとは思うのだが。
例によって深夜に怒涛のごとく放映されているアニメの中から、今期はなんとなく『舞-HIME』を見ているのだが、定番の学園ものとしてやはり定番のように「学園の情報通」なるキャラクタが登場していてなんだか安心したような気分になった。学園もので話を進めるためにはやはり必須のギミックであろう。『クトゥルフの呼び声』をプレイするときには一人は新聞記者が必要だったり、『ウルトラQ』をリメイクするにはユリちゃん役がいないとシリーズとして収拾がつかなくなる、とかいうようなものである(にしてもエンクミはどうかと思うが・・・10年くらい前の映画版はどうだっただろうか?ちょっと覚えていない)。
ところで、『舞-HIME』においては眼鏡装着者は「学園の情報通」ではなく「生徒会書記」(かな?よくわからない)なのだが、学園ものにおいて眼鏡率の高い役どころとしては、「風紀委員」というのがある(最近では太田虎一郎『かるき戦線』において「マンガみたいな風紀委員」が登場していた)。あとは「学級委員」もこの類型だろうか。いずれにせよ、学校という閉鎖され、監視された権力空間(フーコー的な<近代>空間、ってことですなつまり(笑))において従うべき上位規範と眼鏡の結びつきが示されたものであろう。「生徒会長」には眼鏡装着者があまり見られないのも、あるいは、学園ものにおける「自治」と「規範」との関係をさし示すのかもしれない。逆に、『舞-HIME』における生徒会書記は、生徒会という学校の中に括り込まれた規範構造への従属を示す記号、とも解釈できよう。
しかしまあ、蔦子さんは正統派「学園の情報通」で、話をしっかり駆動する立場だが、光画部は情報がどうとかいうのとはまったく別問題であろう。『究極超人あ~る』はわれわれ世代の文系部活動の共通理解といったところだったのだが、今はさしずめ『げんしけん』なんだろうなあ(笑)。見てないけど。
・・・今これを書きながら『舞-HIME』の今週分を見たら、とてつもなくダメな話になっていた。ダメさ加減もなんだかちょっとクラシカルだったのがなかなかに(笑)。

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Comments

ついつい、これまで表紙だけ見てスルーしていた『宇宙の法則世界の基本』も購入してしまいました(笑)。風紀委員については『委員長お手をどうぞ』を見るべし!

Posted by: 鏡塵 | December 17, 2004 at 12:35 AM

『かるき戦線』、最近手に入れました。
何度も読み返すとじわじわ面白さが出てくる漫画ですねこれ。

しかし風紀委員とかって、存在自体がまだあるんですかね?

Posted by: 藤田 | December 11, 2004 at 10:44 AM

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